川名の由来

川名の由来

<印場元町>

川名の由来
 川が流れる、旧)印旛村字「北山」の地名を冠した川名。

川の概要
 旭前町西新田~新田洞辺りを水源に、南流し、天神川に架かる旭橋辺りで天神川に注ぐ小川。

北山地名の由来
 文字の通り村の北側にある山の地を表現した地名。


<平子町・東印場町>

川名の由来
 川が流れる、旧)印旛村は水害常習地で、村の記録から田畑を侵食し、砂が深く堆積するとあり、「砂地」を流れることから付けられた川名と推察。

川の概要
 平子町辺りを源流に城前町茅池を南流し、61号線砂川交差点を経て東印場町地内で天神川に注ぐ小川。

砂川CIMG1865


<東印場町>

川名の由来
 川が流れる、旧)印旛村にあった村の倉庫「郷倉」を表した川名と推察。

川の概要
 城山公園あたりを源流に城前町地内を南流し、東印場町と西大道町の境で天神川に注ぐ小川。

準用河川郷倉川CIMG1858


<大久手町・北原山町・東大道町・西大道町・東印場町・印場元町・東名西町・脇田町・守山区今尻町>

川名の由来
 川が流れる、旧)印場村に奉られる式内社渋川神社(蘇父川天神)の名を冠した川名と推察。

川の概要
 大久手町地内を源流に、原山町・東大道町・西大道町・東印場町・印場元町地内を西南西に流れ、途中で郷倉川・砂川・北山川を集め、東名西町で大きく南に湾曲し、今尻町内で矢田川に注ぐ一級河川。

一級河川天神川CIMG1870


<東印場町>

川名の由来
 川が流れる印場町「二反田」の地名を冠した川名。

川の概要
 印場町二反田地内を流れ、矢田川に注ぐ細流。

地名の由来
 水田の面積を表現した地名と推察。


<西の野町・稲葉町>

川名の由来
 川が流れる、旧)稲葉村の村名「稲葉」を冠した川名。

川の概要
 旭小学校あたりを水源に西の野町内を西に流れ、同町2丁目で南に直角に曲り、稲葉町内で矢田川に注ぐ細流。

稲葉地名の由来
 収穫した稲穂を干すために、農民が共同使用した特定の草原、また空地。稲寄せ場。鳰場。『小学館国語大辞典』


<稲葉町・南原山町・北山町・西の野町>

川名の由来
 矢田川に注ぐ川原が、石の川原であった事から付けられた川名と推察。なお、川が流れる、旧)稲葉村の字名に石原が無い(小地名か?)。

川の概要
 南原山町赤土~南原山辺りを水源に、北山町と西の野町の境を南西に流れ、稲葉町地内で矢田川に注ぐ小川。

準用河川石原川CIMG1851


<井田町・下井町>

川名の由来
 溝のように川とも言えない半端な細い流れを好字化した川名と推察される。

川の概要
 208号線辺りを始点に井田町と下井町の境を南流し、矢田川に注ぐ溝川。

普通河川葉川


<長久手・名東区>

 長久手市は、その殆どが庄内川水系であるが、旧)愛知郡長久手町の西南端(名古屋市名東区沿い)を水源とする植田川(二級河川天白川水系)の支流に井堀川があり、長久手市内の僅かな流域を有している。

川名の由来
 旧)長手村字「上下井堀」「猪高町井堀」の地名を冠した川名。

川の概要
 長久手市と東名高速道との交点に在るため池を水源に名古屋市と長久手市の境を北西に流れ天白川支流植田川に注ぐ小川。

井堀地名の由来
 「掘って造られたため池」のある所を好字化した地名と推察される。


<名東区藤里町・長久手市下山>

川名の由来
 香流川に合流する河口の、旧)愛知郡藤森村。字「藤ノ木」の地名(現:名古屋市名東区藤里町)を冠した川名。

川の概要
 鴨田川・塚田川を集め名古屋市名東区と長久手市の境を流れ、名古屋市守山区と交点辺りで香流川に注ぐ小川。

藤ノ木地名の由来
 フジノキは川淵が侵食され危険な処を意味する「淵除」を好字化した地名と推察される。

藤の木川・下川原CIMG1614