川名の由来

川名の由来

<片草町>

川名の由来
 上半田川町と土岐市鶴里町柿野との境界「角地=門地」を流れる洞川を表現した川名と推察。

川の概要
 水野川最上流部の川名。矢作川との分水界、美濃・三河・尾張の境界「三国山」を源頭に、地内を西流し片草川と合流後に川名を片草川と改め西流する渓流。

2角ケ洞川・片草町


<片草町~内田町まで瀬戸市を東西に縦走>

川名の由来
 河口の旧村名「水野村」の名を冠した川名。

川の概要
 矢作川水系との分水界である美濃・尾張・三河、三国の国境に聳える三国山701mを源頭に西流し、①角ケ洞川 ②片草川 ③品野川 ④水野川と川名を変えて片草町~品野町~中水野町など約14町を経て内田町地内で、庄内川に注ぐ流路長12,374mの一級河川で、33の支流がある。

水野地名の由来
 水沼の地が水野に転訛したと推察される。

★1水野川・水野町-1


<定光寺町>

川名の由来
 杁は農業用水を意味することから、成願寺川に沿う耕作地の水源となる洞=谷を流れる川を表現した川名と推察。

川の概要
 源流の定光寺町地内の東南にある山林を北流し、定光寺川に注ぐ小川。

杁ケ洞川・定光寺町


<定光寺町>

川名の由来
 川が流れる「定光寺町」の名を冠した川名。

川の概要
 定光寺町と余床町の分水嶺EL327mを源頭にする杁ケ洞川と、沓掛川との分水嶺から流れる定光寺川が合流して西流し、庄内川に注ぐ渓流。

定光寺地名の由来
 徳川義直公を弔う定光寺に由来する。

定光寺川・定光寺町


<定光寺町>

川名の由来
 吸収合併され定光寺町となった、旧)東春日井郡「沓掛村」の名を冠した川名。

川の概要
 掛川公民館あたりを源流にセントレジャー定光寺と掛川小学校の間を北流し、蛇ケ洞川に注ぐ小川。

沓掛地名の由来
 庄内川添いの地方道15号線から、地方道205号線を通り、笠原・市之倉への近道がある。その山路に沿って草鞋(沓)を売る店がある、あるいは宿の在る集落の意味。


<下半田川町>

川名の由来
 日向川に注ぐ北側の日向川を意味した川名と推察。

川の概要
 多治見市市之蔵町との分水嶺を源頭に下半田川町内を南流し205号線と交差する辺りで日向川に合流する小川。


<下半田川町>

川名の由来
 日当たりの良い盆地を流れる川を表現した川名と推察。

川の概要
 笠原町との分水嶺を源頭に下半田川町地内を西流し、途中で北日向川を集め蛇ケ洞川に注ぐ谷川。

⑦7日向川・下半田川町 (3)


<上半田川町>

川名の由来
 七曲がりしながら登る急な山路に沿って流れる川を称した川名と推察。

川の概要
 北丘町・余床町の山林を源流域に北流し、西流する蛇ケ洞川に注ぐ谷川。

⑥七曲川・余床


<上半田川町>

川名の由来
 定かでないが金峯神社を若宮と称し若宮の西側の洞を表現した川名と推察。

川の概要
 金峯神社の西側の洞(谷)に出来た砂防堰堤を水源に南流し、蛇ケ洞川に注ぐ谷川。


<上半田川町>

川名の由来
 川が流れる、旧)上半田川村字「大石本」の名を冠した川名。

川の概要
 笠原町との分水嶺を源頭に、南に流れ金峯神社の門前を経て蛇ケ洞川に注ぐ谷川。

大石地名の由来
 定かでないが、大石本は神々が天孫降臨される磐座のある所を表現したと推定される。あるいは大石が土砂崩落下した発生場所を記録する地名か。