川名の由来

川名の由来

<小牧市大山~西春日井郡豊山町~北名古屋市地先にて新川に合流>

川名の由来
 この川の源流域、旧)大山村(現:小牧市大字大山)の地名を冠した川名。

川の概要
 大山川は主に小牧市及び西春日井郡豊山町を流れる流域面積46.8㎢、流路延長14.3kmの庄内川水系新川に流入する一級河川。
 小牧市東部の丘陵地帯にある砂防ダム、鰻谷ダムに源を発する。小牧市東部を横断するように流れ、道木川、池下川、新造川、新川、花塚川、薬師川(木津用水)が合流する。この木津用水の一部は大山川下を伏越で流下し、八田川に合流している。
 薬師川を合流した大山川は春日井市を経て再び小牧市南西部へと入り、外堀川、池田川、4.7km地点で西行堂川が合流する。西春日井郡豊山町では、名古屋空港下を流下してきた新境川と暗渠で合流。久田良木川を合せ、師勝町(現:北名古屋市)と名古屋市北区との境で合瀬川と合せ、新川と合流している。
 源流付近では、周辺住民によるホタルが飼育されており、毎年6月頃のホタルが飛散する時期には、それにちなんだお祭りが行われている。また、ホタルに関連した公園が、川沿いに整備されている。
 流域では、北部の桃花台ニュータウンを始め開発が著しく、たびたび浸水被害が発生していた。昭和50年代中頃に、名古屋空港内の大規模な暗渠化工事が行われ、その後県下最初の総合対策事業を始めとした本格的な河川改修が行われた。

大山地名の由来
 内津峠から続く丘陵に存在する大山寺の大山は、信仰の「拝む山・御山」を好字化して表現した地名と推察される。

4-1_大山川上流端右岸樋管が狐洞川

4-1_大山川・小牧市大山

4-1_大山川・春日井市牛山地内