紺屋田川 こんやたがわ(瀬戸川支流)
<品野町・東印所町>
川名の由来
川が流れる、旧)瀬戸村字「紺屋田」の名を冠した川名。
川の概要
品野町と東印所町の境界を南流し、古瀬戸川と合流して、瀬戸川と川名を改める。瀬戸川最上流に注ぐ小川。
紺屋田地名の由来
紺屋の白袴の例えから、人手が入らずいつも荒れている田を表現した地名と推察。
参考
こん‐や【紺屋】:①染物を業とする家。また、その人。もとは藍染屋をいったが、後には広く染物屋をいう。染物屋。こうや。②紺屋の明後日:紺屋は天候に支配されがちであるため、明後日になればできると言っては期日を延ばすことが多く、あてにならないこと。転じて、一般に約束のあてにならないことのたとえ。③紺屋の白袴:他人のためにばかり忙しく、自分のことには手がまわらないことのたとえ。また、いつでもできるにもかかわらず、放置しておくことにもいう。
一説に、染色の液を扱いながら、自分のはいている白袴にしみ1つつけないという職人の意気を表したことばであるとする。こうかきの白袴。こうやの白袴。