その他

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<春日井市・小牧市>

 正式には高速自動車国道中央自動車道という。中央自動車道は西宮線・富士吉田線・長野線からなり、現在、西宮・富士吉田両線は全線、長野線は一部開通している。現在までの延長369.9km、事業費7,800億円。車線幅3.5m、全線4車線。主に山間部を走り、東京都を起点に、山梨・長野・岐阜3県を経て、県内へは岐阜県多治見市から春日井市に入り、小牧IC(小牧市)で東名高速道路に接続する。山岳地帯を通るこの道路は、土地資源の開発を目的とする開発道路としてスタートを切った。中央自動車道は、長野県方面の観光地と東京・愛知を直結させるとともに、東名高速道路のバイパス的な役割をも果たしている。


<小牧市>

 小牧市大山字郷島に所在。奈良前期~室町後期の寺院跡。天川山と児山の間の谷に大小25ヶ所の平坦面が確認されており、かつてこの地に寺院の塔・本堂があったと伝えられている。昭和49~53年に市教育委員会によって、児神社境内(標高約180m)を中心に発掘調査が行われた。その結果、瓦葺きの掘立柱建物跡(平安期)・礎石建物跡(鎌倉期)が検出され、また各種の瓦類も発見され、大山寺が白鳳期から平安期にかけて繁栄した寺院であること、平安後期に焼失したが中世に再建されていたことが判明した。昭和4年(昭和55年追加)に国史跡に指定された。『角川地名辞典』抜粋

旧)大山村字地名
 落合・八反田・岩吹・郷島・仲島・仲田・苗田・稲葉・ 六反田・東洞・安戸・上六反田・鰻谷・向山

『明治15年愛知県郡町村字名調-日本地名学研究所写本』