地名の由来

地名の由来

<春日井市>

地勢
 西行堂川下流域に位置する。

地名の変遷
 地名は片山の片が牛になったとか、外山に対する内山が転訛したなど諸説ある。片山神社が現在の天神社にあたるという説もある。〔中世〕戦国期:尾張国春日部郡牛山。〔近世〕江戸期~明治22年:春日井郡牛山村。尾張藩領。水野代官所支配。同13年東春日井郡に所属。同22年片山村の大字となる。〔近代〕明治22年~昭和22年:牛山の大字名。はじめ片山村大字牛山、明治39年鷹来村大字牛山、昭和18年からは春日井市の大字牛山。同23年1月1日春日井市牛山町。明治中期には一帯は水田化が進んでいた。昭和6年小牧~上飯田間にガソリンカーが走るようになり、やがて電化され現在の名鉄小牧線となった。牛山・間内の2駅設置となる。昭和40年代から宅地化が顕著になり、まない団地・さつき団地など住宅団地や工場も建設され、農地が急速に減少。従来6学級であった牛山小学校が同55年には31学級になった。同年の世帯数2,422・人口8,295。

寺社
 天保12年の村絵図に神社は、白山宮・神明宮・八幡宮・愛宕山・片山神社(天神社)。

寺院
 寺院は、臨済宗麟慶寺・瑞林寺などが見える。木曽御岳山を開いた覚明は享保4年当村に生まれ、修験として修行ののち四国の山中で法力を得、天明年間参道を開いた(春日井市史地区誌編3)。