川名の由来

川名の由来

<坂上町>

川名の由来
 この川が流れる地名、坂上町「天下峰」を冠した川名。

天下峰川の概要
 天下峰418.5mを源に南流し、仁王川の注ぐ渓流。

てんがみね(天下峰)の由来伝
 山頂からの見晴らしが良く天下が見渡せる。天下をとった、徳川家康の祖松平親氏が天下山安全寺を創建して山門に仁王像を奉納したという。


<坂上町>

川名の由来
 この川が流れる、旧)村名「日明村」を冠した川名。日明村は、坂上町となる以前の村名。

日明川の概要
 六所山611mの東側山麓を源頭に、北に流れ日明橋で西に流れを変えて仁王川に名前を変えて巴川に注ぐ渓流。

ひあかり(日明)の地名由来
 定かでないが、日筒出神社にゆかりのある地名と推察されるが、伝承不詳。

参考
 ヒ:①日。日の光。日当たり。②日にち。③火。灯。狼煙。火山。また「忌み」、何かの禁忌のある所にも使われる。④樋。楲。水路。溝。自然の河川。⑤間。ヒマ(隙)の古形。「谷筋などの空間」。⑥氷。「水」に通ずる。⑦ヒノキ(檜)。その植生による。⑧干。乾。「干潟」、「乾燥地」。⑨動詞ヒウ(聶)の語幹で、「削り取られたような地形」。⑩ホ(秀)の転。⑪ミ(廻)の転。『地名用語語源辞典』


<林添町・大内町・九久平町>

川名の由来
 この川の容姿が滝のように急流な様子を表現した川名。

滝川の概要
 上流を松平川と呼び、下流部を滝川と呼び、途中で大田川を集め、巴川に合流する一級河川。流長6.5km・流域9.8㎢。

6.(2).4) 滝川


<幸海町・穂積町>

川名の由来
 この川が流れる通称地名「白山」を冠した川名。幸海町池圦の地に酒呑城と呼ばれる居館跡があることから、城山川を白山川と表記した川名か。昔の村名・字地名・小名には白山地名は記載されていない。

白山川の概要
 足助地区霧山町・高橋地区矢並町との境界山237.2mを源頭に、巴川とほぼ平行して幸海町・穂積町を北東から南南西に流れ途中矢並川を集め、松平橋の架かる辺りで巴川に注ぐ沢川。


<石楠町>

川名の由来
 この川が流れる、旧)村名「大楠村」を冠した川名。

大楠川の概要
 天下峰418.5mの西南山麓を水源にして、石楠地内(旧:大楠村)を西に流れ巴川に注ぐ渓流。

おおぐす(大楠)の地名伝
 楠の大木があったことによると言われる。「大楠由来記」天仁2年検非違使源義忠らの殺害で佐渡に流された源義綱(源義家の弟)の一族賀茂之助義次なる者が落ちのびて当地を開発したとの伝承があり、その2代義政が楠木谷と称していた当地を大楠と名付け、また保元4年に鎮守の神明宮を勧請したと伝える。『角川地名大辞典』


<坂上町>

川名の由来
 この川が流れる、旧)村名「仁王村」を冠した川名(現在の阪上町)。

仁王川の概要
 一級河川、流長6.25km。天下峰川・日明川・宮口川を集め、王滝渓谷を経て巴川に合流する渓流。

におう(仁王)の地名伝
 徳川氏の祖、松平親氏が天下山安全寺を創建して山門に仁王像を奉納したという。地名はこれにちなむと伝えられる。

6.(2).1) 仁王川(王滝町)


<花沢町>

川名の由来
 三つの流れを集めて郡界川に注ぐ様子を、流々曳→立々日木と表記した川名と推察される。
 なお『愛知地名集覧』には、花沢村地内の字地名・小名地名には見られない。

立々日木川の概要
 土々目木川・棚ノ沢・朴ケ田和川の合流地点より下流部を「立々日木川」といい、花沢橋辺りで郡界川に注ぐ渓流。


<花沢町>

川名の由来
 この川の河口の通称地名を冠した川名。棚状のゆるい山地を流れる沢川を意味した川名と推察される。花沢村地内の字・小名地名には記載がない。

棚ノ沢川の概要
 花沢町の北にある山地を水源に、南流して土々目木川に合流する沢。


<花沢町>

川名の由来
 この川の河口の地名、旧)花沢村字「朴ケ田和」を冠した川名。

朴ケ田和川の概要
 北東の山林を水源に、字「朴ケ田和」地内をほぼ西流して土々目木川・棚ノ沢に合流する谷川。

ほうけたわ(朴ケ田和)の由来
 地すべりで崩れた山裾を川が曲がりくねって流れる所を表現した地名と思われる。ホーケ・タワは、崩れた山嶺(峠)の所にて、地すべりで崩れた山頂部を表現した地名。


<花沢町>

川名の由来
 この川の河口の地名、旧)花沢村字「土々目木」を冠した川名。

土々目木川の概要
 松平町との分水嶺から東南に流れ、棚ノ沢・朴ケ田和川と合流して、川名を立々日木川に変え、花沢橋辺りで郡界川に注ぐ小川。

どどめき(土々目木)の由来
 水の音が響く所を表現した擬音地名。当地は三つの谷川が合流する所であり、水音が「ドードー」とトドメク擬音地名。