川名の由来

川名の由来

<管生町>

川名の由来
 この川の河口部の、旧)村名「菅生村」を冠した川名。

菅生川の概要
 五反田町を源頭に西流し、千田町で南に曲がり、上八木川を集め、県道33号線沿いに流れて、菅生町萩野小学校の辺りで足助川と合流する川。

すごう(菅生)の由来
 一説、砂が流れる川の所(ス砂・ゴウ川)。
 二説、運積された砂で、州が出来た所。
 三説、足助川と上八木川+菅生川の2筋の川が出会う所。

参考
 スゴウ〔菅生、数河、巣河、須河、須郷、須合、須川〕:①ス(州。砂など)・ゴウ(「川」の意)。②スガ(菅)の生えた所。③スガ・フ(生。=「~になった所」)という地名。④比較的小さな谷。『地名用語語源辞典』


<上八木町>

川名の由来
 この川の河口部の、旧)村名「上八木村」を冠した川名。

上八木川の概要
 上八木村地内の山林を水源に西に流れ、玉野沢・菅生川と合流して足助川に注ぐ準用河川。

うばやぎ(上八木)の由来
 ウバヤギはウハヤキ(上焼)の転にて、焼畑耕作の所を表現した地名。類似地名に、近傍の稲武地区の夏焼町、旭地区の山地に伯母沢村がある。


<上八木町>

川名の由来
 この川の河口部の地名、旧)上八木村字「中平」を冠した川名。

中平川の概要
 伊勢神峰781mの南斜面を水源に、中平地内を南西に流れ足助川に注ぐ谷川。

なかだいら(中平)の由来
 山の中腹に平坦地のある所を表現した字地名。小名に〔コカキダイラ・イハダイラ・ササガタイラ・イハホラ・コトリホラ・コヤカホラ・トヨガサワ・オシボトケその他多数〕がある。


<豊田市足助町>

川名の由来
 この川の河口の、旧)村名「足助村」を冠した川名。

足助川の概要
 寧比曽岳1,120.6mの北斜面に源を発して西流し、上八木町地内で中平川を、川面町下切で怒田沢町地内を流れる怒田沢川を合流して北西に折れ、桑田和町で上八木川・玉野沢・下小田川・菅川を集めた菅生川を合流し、南西に向きを変え、足助市街を通って、富岡町地内を流れる今朝平川を合流して、巴川に注ぐ流長11.30km、流域面積41.9㎢の一級河川。
 水源を離れると下切付近までは深い峡谷をなし、愛知高原国定公園区域の一部をなす。下流部や流れの方向が変わる所では狭いながらも河岸段丘が形成され、特に日照りのよい右岸には縄文時代の遺跡が多い。足助消防所から巴川合流点までの最下流部は最も谷幅が広く、同所に足助の町が形成された。

あすけ(足助)の由来
 あすか[飛鳥、明賀、安宿、阿須賀、明日香]などと同意語にて、アス・ケ=「安住の地」であり、古代から中馬街道の宿場町として栄えたことから、足を休め助ける処から足助と表記されたと推察される。

4.(2).1) 春の足助川


<島崎町>

川名の由来
 この沢が流れる所の通称地名「大渚沢」を冠した沢名。

大渚沢の概要
 454mの山を源頭に、矢作川に注ぐ急峻な谷川。

おおなぎさわ(大渚沢)の地名由来
 地形図には大きな崩壊地が見られることから、大きく地すべりした所の沢を表現した地名と推察。ナギは、薙ぎにて、草木がなぎ払われる様子から地崩れした所を意味する。


<上中町・下中町>

川名の由来
 この川が、下中川と中切沢を集めて流れる川なので、中川と中切沢を合せ中切川とした合併川名。

中切川の概要
 上中町を水源に下中町を経て、下中川・下切沢を集めて矢作川に注ぐ谷川。

なかまち(中町)の地名由来
 昔の野原村地内での各集落の位置的な名称。


<下中町>

川名の由来
 この川が流れる村名「下中切村」を冠した川名。

下中川の概要
 神明神社が祀られる山を水源に、下中村真中班地内を南流し、中切川に注ぐ谷川。

しもなか(下中)の地名由来
 昔の野原村地内での各集落の位置的な名称。『旭町誌村図』


<下切町>

川名の由来
 この沢が流れる町名「下切町」を冠した沢名。

下切沢の概要
 下切町内の西端(下流)を南流し、小渡小学校の脇を流れて矢作川に注ぐ谷川。

しもぎり(下切)の地名由来
 下方に位置する集落(区画)をいう。キリ〔切〕は、中部地方の方言的地名語尾で、集落の区画を表わす。「字きり図」など。


<下切町>

川名の由来
 定かでないが、補手は砦の転にて、この沢が砦のように険しい地形の所を流れることから「とりで沢」と呼ばれる。

捕手沢の概要
 奥矢作川渓谷の一つで、険しい下切町の山林を南流し、矢作川に注ぐ渓流。近くに「孫女橋」が架かる。


<浅谷町>

川名の由来
 この川の水源の地名、浅谷村「中屋組」を冠した川名。

中屋洞の概要
 浅谷村を組織する幾つかの組があり、その一つである北奥に位置する中屋組を水源に、町内を西南に流れて畑川を集め、阿妻川の合流する小川。