川名の由来

川名の由来

<旭地区浅谷町>

川名の由来
 この川が浅谷集落の端を流れることから「畑川」と付けられた川名。

畑川の概要
 浅谷集落の西端を流れ中屋洞と合流して阿妻川に注ぐ小川。


<旭地区浅谷町>

川名の由来
 定かでないが、阿妻川の最初の瀬(一之瀬)の所に注ぐ洞川と推察される。

一之瀬川の概要
 浅谷町内の北側を流れ、阿妻川に注ぐ谷川。


<旭地区一色町・浅谷町>

川名の由来
 この川の水源地の呼称地名「キビウ洞」を冠した川名。

キビウ洞の概要
 三分山516.6m北東山麓を水源に、阿妻川に注ぐ谷川。

きびう(キビウ)の地名由来
 キビウはヒビウ(ヒビ割れた所から生まれる)転訛にて、おそらく、三分山の岩の割れ目から湧き出る水が流れる洞を表現したと推察される。


<旭地区一色町>

川名の由来
 この川の水を一色村の下班が井戸水の代わりに生活用水に使っていたことから付けられた川名。

井戸洞川の概要
 『旭町誌村図』には、一色村は上班と下班が組織されていて、それぞれ生活用水に使っていた「上井水」「下井水」が記されている。下井水が井戸洞川と思われ、一色川と合流して阿妻川に注ぐ谷川。『旭町誌村図』


 <旭地区一色町>

川名の由来
 この川の河口の村名「一色村」を冠した川名。

一色川の概要
 三分山516.8mを水源とし、北流して一色村地内を流れ、井戸洞川と合流して阿妻川に注ぐ谷川。

いしき(一色)の地名由来
 年貢のかわりに賦役などを提供する村から付けられた村名。

参考
 いっしき‐でん〔一色田〕:荘園内で、一種類の年貢、特に課役だけを朝廷、幕府または領主に負担して、他の年貢(多く田租)の負担を免除される田地。一色地。一色不輸田。

 いっしき‐べちのう(‥ベチナフ)(一色別納):荘園制で、年貢、公事などの租税のうち一種だけを領主、あるいは国家に納入し、他は免除されること。また、その土地。『国語大辞典』


<小原地区苅萱町・旭地区上切町>

川名の由来
 この川の水源地の村名「赤羽根村」を冠した川名。

赤羽根川の概要
 水源を昔の赤羽根村に発し、旭地区と小原地区の境界を北流し、阿妻川に合流する流長1.0kmの一級河川。

あかばね(赤羽根)の地名由来
 アカ(水)の流れる跳ね出た所。アカは、水(閼伽)を指し赤羽根川そのもの、ハネは、跳ねにて集落から外れた山峰の所を表現した地名。


<岐阜県恵那市阿妻・小原地区東郷町・旭地区浅谷町・三分山町>

川名の由来
 この川の水源地の地名、恵那市「阿妻村」を冠した川名。

川の概要
 恵那市明智町阿妻地区を水源に南流し、愛知県との県境を越えて浅谷町を経て矢作川に合流する流長7.3km の一級河川。昭和53年の豪雨では田畑の大部分が流失、死者8名・流失家屋10戸の被害を出した。

あづま(阿妻)地名の由来
 恵那郡全域から見て、東の方角に位置する村。


川名の由来
 この川が流れる村名「須淵村」と上下二つの川のうち下流側の川名。

下須淵川の概要
 須淵町地内の山林を水源とし、日吉神社の脇あたりで明智川に注ぐ谷川。


<旭地区須淵町>

川名の由来
 この川が流れる村名「須淵村」と上下二つの川のうち上流側の川名。

上須淵川の概要
 須淵町地内の山林を水源とし、明智川に注ぐ谷川。

すぶち(須淵)の地名由来
 表記文字の通り、明智川の淵と川州の所を表現した地名。

参考
 す〔州・洲〕:土や砂が堆積して水面上に現れた所。河口付近や湖などの比較的浅い場所にできる。

 ふち〔淵・潭〕:水がよどんで深くなった所。川の流れが滞って、深く水をたたえたところ。『国語大辞典』


<岐阜県恵那市明智町>

川名の由来
 この川が流れる所の地名、岐阜県恵那市「明智町」を冠した川名。

明智川の概要
 明智町地内を源頭に門野川・野志滝坂川・吉田川・高波川・大平川などの諸川を集めて南流し矢作川に注ぐ、流長7.5kmほどの川。

県境を流れる明智川-1