大楠川 おおぐすがわ(巴川支流)
<石楠町>
川名の由来
この川が流れる、旧)村名「大楠村」を冠した川名。
大楠川の概要
天下峰418.5mの西南山麓を水源にして、石楠地内(旧:大楠村)を西に流れ巴川に注ぐ渓流。
おおぐす(大楠)の地名伝
楠の大木があったことによると言われる。「大楠由来記」天仁2年検非違使源義忠らの殺害で佐渡に流された源義綱(源義家の弟)の一族賀茂之助義次なる者が落ちのびて当地を開発したとの伝承があり、その2代義政が楠木谷と称していた当地を大楠と名付け、また保元4年に鎮守の神明宮を勧請したと伝える。『角川地名大辞典』