右衛門殿川 えもんどがわ(巴川支流)
<大沼町>
川名の由来
この川の河口の地名、旧)東大沼村字「右エ門西」「右エ門東」を合わせた通称地名「右衛門殿」を冠し、川名の呼称は地元では「えもんどがわ」と呼ぶ。
右衛門殿川の概要
炮烙山の北東山麓を流れ大伏集落を抜けて右衛門殿集落地内で巴川に注ぐ渓流。
地名うえもん(右衛門)の由来
大沼城を警護する地位にある人が住む所から付けられた地名か。あるいは代官「坂東作右衛門」に因むか。
参考
うえもんふ(‥ヱモンフ)【右衛門府】:律令制で、左衛門府とともに衛士を率いて宮城諸門の警衛、開閉をつかさどる官司。職員に督、佐、大少尉、大少志のほか、府生、衛士等がある。左右衛門府は、大同三年左右衛士府に併合したが、弘仁2年11月左右衛士府を左右衛門府と改めた。靫負のつかさ。『国語大辞典』