小原地区の沿革
地勢
矢作川上流右岸に位置する。
地名の由来
小墾の転訛で、小さな開墾地の意味であろうと云われている。
オは山尾根の尾、バル野原の「原」と開墾のハル「墾」を兼ね、山里の地を表現した地名と推察される。
地名の変遷
戦国期は三河国加茂郡小原村。
明治時代39年西加茂郡〔小原村・豊原村・福原村・清原村・本城村〕の5ヶ村が合併して西加茂郡小原村成立。合併各村の大字を継承した44大字を編成。村名は、古くから小原郷・小原谷・小原之内と称したことにより小原村とした。昭和48年東市野々・小(こむれ)が東郷となる。平成17年4月1日から豊田市小原町となる。
災害
昭和47年集中豪雨に見舞われ、山崩れ・崖崩れ・山津波による被害が多発し、死者31人・行方不明1人・重傷32人を出した。